朝、目を覚ますと見かけない大きな鳥がモミの木食堂にいました。体長は23、4cmはありそうです。
茶色とモスグリーンを混ぜたような色、特徴的なのは目。メジロのように目の周りは白で、目尻には長く白いライン。野鳥図鑑のページをめくってみましたが該当するのはありませんでした。
でもありがたいですね、Yahooで「鳥 目の周りが白」と検索したら、写真が出てきてその中に、あの鳥がありました。名前はガビチョウ(画眉鳥)。
鳴き声はウグイスにも似ているけれども声がかなり大きく、その鳴き声を目当てに中国や東南アジア各地で愛玩鳥として広く飼われていたとあります。
価格が非常に安価のため1970年代の飼い鳥ブームに乗って大量に日本に輸入されたガビチョウ。
ところが餌がすり餌で手間がかかって面倒、また色も地味というところから人気がなくなったそうです。
特定外来生物に指定されており、元々は日本には生息しない鳥でしたが、ペットが野に放たれての子孫でしょう。今では雑木林などに生息し、藪の中にくらしているそうです。
繁殖期はつがいで行動しているそうですから、モミの木食堂へやってきた2羽も夫婦のようです。
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