今日は八ヶ岳中央高原キリスト教会で会員の結婚式がありました。
弦楽四重奏団ユバルはパイプオルガンと一緒に、結婚行進曲をはじめ讃美歌などを演奏。
ユバルとしての結婚式の演奏は初めてで、光栄なことです。
アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」に続き、ワーグナーの結婚行進曲に合わせて新郎新婦登場。
と言っても、2階で演奏している私たちはその入場は見ていませんが。
そして讃美歌2曲演奏。
牧師の式辞、指輪交換、結婚宣言など一連の式次第を終え、華々しくメンデスゾーンの結婚行進曲で新郎新婦は拍手の中を退場して、私たちの演奏も終わりました。
メンデルスゾーンの結婚行進曲は、パイプオルガンの音色が会堂中に響きわたり、続いてヴァイオリン、ビオラが祝福するようなメロディーは、門出にふさわしい曲だなあと改めて思いました。
もちろん、チェロもそれなりにエネルギッシュに弾きましたけど。
八ヶ岳中央高原キリスト教会の会堂の大きなガラスの向こうに見えるのは、八ヶ岳の自然を生かしたすばらしい風景。
これからおふたりが作っていく「家庭」の温かさが伝わるようで、ちょっとジーンとするような素敵な結婚式でした。
夜になって、披露宴に出席されたユバルのリーダーから聞いた話。
花嫁のお兄さんは、つい先日「バリ山行」で第171回芥川賞を受賞した、松永K三蔵さんだそうです。
お式の前に、新婦の親族代表でご挨拶されてましたが、その時は、松永K三蔵さんの記者会見の際のあのユニークな帽子をかぶってないので、わかりませんでした。
意外なところに、芥川賞受賞者がいるものです。
妹の結婚式と芥川賞、ダブルでおめでとうございます!
こんな所に、芥川賞受賞者が。

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