アルジの傘寿のお祝いに「星のや軽井沢」へ。

ずっと行きたかった「星のや軽井沢」にやってきました。
アルジの傘寿のお祝いに、ツレアイから2泊3日の旅行をプレゼントすることにしました。




レセプション(駐車場)に着くと、チェックイン時間前に早く着いてしまいましたが、ウエイティングルームに通されて、冷たい甘酒が出てきます。  



チェックインをして、星のの黒い軽自動車に乗り換え、細い道をクネクネとぬって宿泊する「水波の部屋」まで案内してもらいました。



水辺のほとりを囲むようにお部屋棟が並んでいて、部屋からは川の水の流れる音が心地よく響いてきます。
アルジは部屋のテラスのソファマットレスでお昼寝していました。



「星のや軽井沢」の各部屋にはテレビも時計も置いてありません。
リビングルームはソファとクッションだらけ。
リラックスしてどうぞと、クッションが呼んでいるようです。
テレビがないのは寂しい、暇だろうなと思っていましたが、ないならないで別に構わないなとも思えます。
ニュースはPCでNHKプラスでチェックできるし。


夕食前にメディテイションバスへ。
光と闇の空間で呼吸を調える瞑想入浴法ということですが・・・。

夕食は「村民食堂」でしたが、ここは宿泊者だけでなく、一般観光客も食事にくるので、待ち時間は40分ほどだったかな。
食事していると、外は土砂降りの雨。
でも部屋に戻る頃にはその雨も止んでくれました。
星野リゾートでは、敷地内の移動はハイヤー代わりの黒い軽自動車でスタッフが送迎してくれます。もちろん無料。
敷地内は曲がりくねった狭い道路を女性スタッフがわずかな距離でも乗せていってくれます。



2日目。
朝、7時半に部屋を出て、散歩がてらハルニレテラスまで川沿いの小径をゆっくり歩きました。
軽井沢の自然の良さを味わえる散策路です。





私たちみたいな宿泊者も多いのでしょう、ハルニレテラスの朝食ができるいくつかのお店はもう順番待ちも。

外のテーブルでフレンチトーストのモーニングセットを注文しました。
周りのテーブルにはワンちゃん連れがいくつも。
そうそう、星のや軽井沢はワンちゃんも一緒に気兼ねなく泊まれるので、ワンちゃん連れをよく見かけます。
どのワンちゃんも大事にされたいいとこのお坊っちゃん、お嬢ちゃんに見えます。

朝食を済ませ、星野温泉「トンボの湯」へ。
9時から10時までは宿泊者専用なので、ゆっくりできます。
「メディテイションバス」とは違って、「トンボの湯」は露天風呂もあり、景色を見ながらゆっくり気持よく浸かることができました。
本当に何種類かのトンボが飛んでいるし、露天風呂の岩に止まったり。
まさにトンボの湯でした。



「トンボの湯」からの帰り道、「集いの館」横の「棚田カフェ」の木陰でコーヒーを飲んだり、棚田になった水場から流れる滝の音を聴き、スマホをいじってずっと過ごしていました。



「集いの館」にはライブラリーがあり、大きなソファやマットレスで自由に過ごせます。飲み物も無料。

そうこうしているうちに、お昼になりました。
お昼はどこにしましょう?と、村民食堂に行くと、90分待ち。
またまたハルニレテラスへ戻って、あまりお腹は空いてないけれど、中華のお店で名前を記入し、また順番待ち。
その内、なんだかおにぎりが食べたくなって、コンビニのおにぎりにしようということになり、中華のランチはヤメ。
スマホで調べると4、5分のところにセブンイレブンがありました。

あまりお腹がすいていないと言いながら、セブンイレブンへ行く前に、川べりでアイスクリームを食べるんだから、別腹のようです。

セブンイレブンから、部屋にもどっておにぎりを食べるより、「さっきの棚田カフェで食べたら気持いいよね」ということで、星のやのレセプションまで5分ほど歩き、そこからハイヤー代わりの星のやの車で、「棚田カフェ」まで送ってもらいました。



星のやの従業員は笑顔で気持よく、そしてどの場所も心地いいけれど、とりわけ私たちは「棚田カフェ」を気に入りました。


ここでおにぎりを食べ、ゆっくりしたところで、ようやく部屋へ戻りましたが、朝、7時半から15時前までずっと出ずっぱり。
テレビもないし退屈するだろうなと思ってたのに、驚きでした。



星のや軽井沢では2泊以上の宿泊を基本としているのが納得できます。
1泊2日ではなく、2泊3日だからできる時間の過ごし方を身をもって味わえました。
暇だろうからとチェロの練習をするつもりで、チェロを車に積んできましたが、練習する時間もなく自然の中でどっぷり浸かって過ごしていました。

夜は星のやの日本料理「嘉助」で、アルジの傘寿の祝宴です。
メニューは山の懐石「秋」をテーマにしたお料理です。
料理を運んでくるスタッフの1人が、母方の実家が富士見町ということで、話が盛り上がったりしました。
最後の締めはやっぱりケーキ。

 



夜遅く、土砂降りの雨と雷になりました。



3日目は、「早朝の集落散歩」を申込み、6時半から星のや敷地内の谷の集落ならではの景色を楽しむ40分程度のコースで、ガイド付きで7人と歩きました。
どこを歩いても絵になる景色が素敵です。



 



朝食は「嘉助」の朝食を予約し、お部屋でいただくことにしていました。
小皿料理がお弁当箱に入っています。
どんなのかな?と、あえてアルジは洋食、ツレアイは和食にしました。

朝食のあとは、歩いて「トンボの湯」まで。
温泉もキュルキュルした肌触りでいい気持。
露天風呂からの眺めにも癒されます。
今日はお天気も良く、「トンボの湯」の近くの「村民食堂」のそばに「軽井沢 森ピアノ」が置かれていました。
しばらく待っていましたが、残念ながら、朝からピアノを弾こうとする人は現れません。



お部屋に戻って、チェックアウトの12時まで、テラスのソファマットレスでゴロンとしていました。
水の流れる音。
鴨の大きな水浴びの音。
水面が部屋の天井に反射してゆらゆらする光。
かすかに揺れる木々の葉。
桂の木の葉はもう紅葉が始まろうとしています。
そんな五感に響く自然が織りなす景色の全てから、立ち去り難い気になっていました。



帰りは軽井沢ホテルブレストンコートと軽井沢教会を外から眺め、帰途へ。
八ヶ岳高原道路のレストランまきばで遅い昼食をとって、無事帰宅しました。

 

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