信州辰野ほたる祭り。

「日本一のホタルの里」を掲げる辰野町へ、友人夫婦と4人でホタル鑑賞に行きました。
ホタルの見頃となる6月上中旬の9日間には町中心部で「信州辰野ほたる祭り」が盛大に催されます。
辰野町の人口は約2万人。その5倍に当たる約10万人の来場者数だそうです。

昨日、今日のお昼過ぎまで雨。
でも出かける頃には、薄日がさし、蛍の出現に期待が持てます。


私たちは町最大のホタルの名所・松尾峡(辰野ほたる童謡公園)で、暗くなるのを待っていました。
やがて草むらからゲンジボタルの黄緑色の蛍光色がポツポツ、ピカリ。
文字通り、蛍光色そのもの。
だんだんとその数も増えていきます。
ゲンジボタルはヘイケボタルに比べ、大きい。
そしてずいぶん高いところまで飛んでいました。
高い枝にピカピカふわりと、星のようも見えます。






蛍は灯りを嫌うので、スマホはフラッシュ厳禁。

蛍の乱舞も私のスマホでは、うまく撮れません。

ずっと歩いて行くと時間の経過と共に、だんだんその数が増えていきます。
町、観光協会、企業、学校、町民などホタル保護のための組織が年間を通じて活動をしているとのこと。
そのおかげで、久しぶりに蛍が飛ぶ様を見られました。

私が幼かった頃は蛍狩りがあったものです。
そうそう、小学6年生の時に、担任の先生の家の近くまで、保護者代表に引率されクラスメートとバスに乗って行ったことを思い出しました。


虫籠に蛍を入れて、その光を眺めていた記憶があります。
昔はそんなものでした。
乱獲や、河川の水質汚染などで蛍は消滅し、その教訓から、ここ辰野住民の地道な自然保護活動により、再び蛍鑑賞ができるようになり、ありがたいことです。



写真提供:辰野町観光協会

 

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