地獄の必殺ペットボトル。

1輪のアイスバーグに寄ってたかっているのはコガネムシ4匹。こんな感じで、バラの蕾から花まで食べてしまって花は傷だらけです。毎年今まで、見つけてはつまんで踏みつけて殺していました。でも、よく飛んで逃げられて悔しい思いをしていました。無農薬でバラを栽培するのですから殺虫剤なども使いません。原始的に手動で退治するしかないのです。

コガネムシをなんとかしたいと思い続けて、今日ふと思いついたのがペットボトル。おー、我ながらいい考えの予感。ペットボトルに水を少し入れ、蓋とボトルの口ではさみ打ちして、手も汚さずボトルの中にコガネムシを落とし込む作戦です。

いる、いる。何も知らないコガネムシは無邪気に重なり合って子孫を増やしている行動。一方、私は目を皿にしてバラの花を覗き込み、コガネムシを次から次へと地獄に送り込みました。その度に落ちたという手応えがペットボトルから伝わってきます。ちょうどコインを入れた自動販売機からボトルが落ちる感覚です。コガネムシは泳いでいますが、上に上がってくることはできません。

予想通りのすばらしい成果！水の中で幾重にも重なってコガネムシがもがいています。数えるのは悪趣味なのでアバウトですが、バラのそばをひと巡りするだけで見た目70～100匹近く、完璧に地獄の必殺ペットボトルに落とし込みました。

これまでと一変。明日から必殺ペットボトルをもってコガネムシ探しが楽しみになりました。

なんてすばらしい発明をしたんでしょう。私ってコワーイ。フッフッフッ。