枯れ木と雲の語り合い。

暖かい冬の日曜日になりました。ウォーキングの途中、何の気なしに撮った写真ですが、あとで見ると、なんだか枯れ木と白い雲が話しているように見えました。

雲はなんだか後ろ髪を引かれる風情に見え、一方の落葉した木も枝に半分残った枯葉を守るように、何やらつぶやいているようです。

そう言えば、こんな歌があったな。

ふと、やなせたかし作詞、木下牧子作曲の「さびしいカシの木」を思い出しました。3年前、岡谷せせらぎ会のコンサートで歌った中の1曲です。

     

       山の上の1本の  さびしい さびしいカシの木が

       遠くの国へ行きたいと  空行く雲に頼んだが

       雲は流れて  消えてしまった

       雲は流れて  消えてしまった

 

       山の上の1本の  さびしい さびしいカシの木が

       私と一緒に暮らしてと  やさしい風に頼んだが

       風はどこかへ  消えてしまった

       風はどこかへ  消えてしまった

 

       山の上の1本の   さびしい さびしいカシの木は

       今では  とっても年をとり   微笑みながら立っている

       さびしいことに  慣れてしまった

       さびしいことに  慣れてしまった

 

やなせたかしさんと同じ景色を見た気がしました。

 




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