明日になれば。

お昼過ぎ、北杜市の手作りショップ「CABIN」に立ち寄ったら、お店の人から「春めいてきましたねー。春が楽しみ」と話しかけられました。

窓に向いた2人座りのカウンターのディスプレイに、その女主人の春を期待する空気感が伝わってきました。

冬は春に期待し、春になれば夏が楽しみになって、夏には秋が懐かしくなり、そして秋を惜しみながら早々と冬の準備をする富士見高原の1年です。

人は次のこと、明日に期待するもの。もっといいこと、ある、と。

日が長くなりました。

キッチンの窓から、西の林の向こうに沈む夕日を見ながら、だからといって明日に期待するというわけではなく、日が沈むのが遅くなったなと思う、ただそれだけの時間。

 




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