2008年、フジテレビ開局50周年記念ドラマ「風のガーデン」という、今なお私たち2人の心に残る秀逸のドラマがありました。
脚本家・倉本聰さんが富良野を舞台に、死を目前にした男(中井貴一さん)が絶縁していた家族のもとへ戻っていく物語を通して、生きること・死ぬことを描いていく人間ドラマ。
映像がこれまた美しい。植えられている花々。ガーデン設計・・・。
2年前、私たちは北海道旅行で、実際にロケ地となった新富良野プリンスホテルにある庭「風のガーデン」を訪ね、そのガーデンのすばらしさに改めて感動したほどです。
ドラマ「風のガーデン」の主題歌は、ショパンの「ノクターン」をモチーフにした「カンパニュラの恋」というタイトルで、ドラマにも出演した平原綾香さんが切なく歌っていました。
カンパニュラの花の多くがうつむき加減に咲くつりがね型なので、ノクターンのメロディーに切ない気持をのせた印象深い歌です。
カンパニュラの種類は300以上の品種があるそうで、この辺りでよく見る日本原産の山野草・ホタルブクロも、そう。
GREEN WALKにも何種類かのカンパニュラが、今咲いています。
その1つ、もうこれ以上は要らないと思うほど咲いているのは明るい紫色のカンパニュラ・ラプンクロイデス。
これがまた本当に、毎年、もうこれ以上は咲かないでいいのよというくらい咲いてくれます。
カンパニュラ・ラプンクロイデスの和名はハタザオキキョウ。
ただしキキョウという名前はついていますが、キキョウの仲間ではなく、ヨーロッパ原産のキキョウ科ホタルブクロ属の宿根草です。
ハタザオというのは、長く伸びる花茎を指してのことだそうで、たくさん花が下のほうから咲いていき、その名の通り、茎に旗が並んでいく感じ。
とにかく目立つ紫色で、私好み的にはもう少し濃い紫か、渋い紫だったらいいのになと、色についてはちょっと減点かなあ。
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