そうだ! ブログを本にしよう!
長い間、ブログを書いてくると、本にしておこうという気になる人も多いのではないでしょうか?本にすると言うと、人によっては、ブログを出版して流通にのせ印税生活を送っている人や、デジタル本にしている人も大勢いるようですが、ここでは自分のおこづかい程度でもかなりいいのができるオンデマンド印刷で、私が実際に経験した本の作り方をお伝えします。
私はこのブログ「1歩・2歩・散歩」を書いて5年余り。
ほぼ毎日、その日その日、見たものや感じたことを書いてきましたが、人のためではなく自分が書きたいから、ただ書いてきたもの。
その記事数は日々重なって1800記事以上にもなり、時々、読み返したいと思う時もあります。
ガーデニングを中心に書いているので、たとえば2年前の今頃はどんな花が咲いていたかしら・・・など、振り返って役に立つこともあります。
また忘れていたことが、文字を通して蘇り、そうそう、こんなことがあったなあと、新鮮な思いをすることがあります。
日記でなくても、得意分野のことやエッセイ・・・どんな形でもその全てが意味のある自分の人生の記録になります。
さあ、あなたも自分の本を作ってみませんか?!
サイトもいいけど、本にはページをめくる楽しさがある。
自分のブログで検索して、読みたい記事を探すのはパソコンでは簡単。本当に便利ですね。その上、ただ何となくパラパラと読むのなら、やはり本ではないかと思います。
自分のブログをスマホやパソコンだけでなく、本でも手軽に読めるのはうれしいですよね。
デジタルはデジタルの良さ、アナログはアナログの良さがある。
ですからスマホやパソコンの良さ、便利さを承知で、形として記録に残しておきたいと思ったのが、私のブログ書籍化でした。
よし、ブログを本にしよう!
出版費用をなるべくかけずに、たった1冊でも大丈夫?
ブログの書籍化は、よく言う自費出版とかそんな大げさなものではなく、私の場合は、自分が生きてきた証というか・・・ちょっとオーバーかな?・・・まあ、自己満足に過ぎないんですが。だから出版費用をなるべくかけずに、印刷冊数も数冊でいいわけです。
私のブログ「1歩・2歩・散歩」はサイトで公開しているものなので、誰でも読んでもらえるものです。
本心としては、できれば身内や友人、知人に差し上げたいところですが、いわば私的な日記みたいな思い入れのあるものを人様に贈っても、まあ、迷惑とまでは言われないでしょうがなんというか・・・押し付けになってしまいかねないので、とりあえず1冊とか2冊で充分と思った次第です。
どうせ本を作るなら、50冊とか100冊印刷したら?
人さまに差し上げて歓迎されるかな?
だって、毎日のつぶやきのようなものだもの。
まあ自分の人生の記録という自己満足だから
1~2冊だわね。
一般に自費出版するとエライ費用がかかる。
私の祖母は喜寿の記念に短歌集を本にして、親戚・知人に配りました。また、母の米寿のお祝いには、私が母の本を出版してあげました。
母が執筆した嫁入り前の母の実家でのことや、結婚して家族の軌跡、老後の満たされた気持と合わせ、したためていた短歌もまとめて1冊の本にし、200冊印刷して、親戚・知人に差し上げました。
私としては母が亡くなったあとも、母の本が残っているのは、そばに母がいるようでうれしいことです。
そして私の夫は2年前、自分のルーツを調査して先祖をたどり書籍化して自費出版しました。
印刷会社で製本、200冊印刷しました。
表紙は布貼り、金文字タイトル、230ページ余り、家系図入りのそれはそれは立派な本が出来上がりました。
私が仕事をしていた時にお付合いのあった制作過程も費用も、良心的な印刷会社に注文。それでも200冊で170万円近くかかりました。これも夫の研究の証と、ご先祖様への感謝を形にしたものですから、お金のことは二の次になるのは理解できます。
出来上がった本は、非売品ですから親戚、縁やゆかりある方々にもちろん無料で差し上げました。
少なからず一族の大多数にとっては贈られて喜ばれる本ではないでしょうか。
夫が長年かけて調べ上げたものが労せずとも、みなさまのルーツが手に入ったわけですから。
何も特別な家系というわけではありませんが、少なからず歴史上の人物との関わりもあるので、先祖に関係するいくつかの県や市町村へも史実として何かのお役に立つのでは、と寄贈。
ちなみに国会図書館へも寄贈させていただきましたよ~!
また、夫にとっても10年の歳月をかけて自分が調べた先祖のことが少しでもお役に立てばうれしいので、安堵感と満足感もあります。
自費出版でも、僕のはお役に立つ本だもんね~
私のは私的な本で悪かったわね!
なので私のブログ本「1歩・2歩・散歩」は出版するとしても1、2冊でいいわけです。
普通の印刷だとせいぜい100冊単位ですが、私のように1冊から書籍にするならば、格安のオンデマンド印刷がベストです。
ブログの書籍化への準備
私のブログ「1歩・2歩・散歩」はJUGEMというブログ運営会社のテンプレートを利用して書いてきました。オンデマンド印刷なら、一般にブログ会社からデーターを送れば簡単にPDFで見本が出来上がるので、ラクです。
それに見本は何度やり直してもいっさい費用がかかりません。納得がいくまで変更を繰り返しても大丈夫!
その代り、データーをダウンロードしたり、出来上がった見本で文字校正などは全部自分ですることになります。
JUGEMを利用していて書籍化したい人は提携した「ブログ出版局」という会社が引き受けてくれます。
ところが「ブログ出版局」が作る本のサイズは、文庫本サイズの1つだけというのが私にとってはネックでした。
そもそも私のブログ「1歩・2歩・散歩」の書籍化なら、1年を1冊にまとめたいと考えていたので、1日1ページだとしても文庫本サイズなら300ページ以上、その全てに写真がはいるので、1年1冊・600ページ以上にもなることが予想されます。
小さいのにそんな分厚い本だと私自身、手にする気になりません。
ページ数が少なく、文庫本サイズの本が作りたい人は、「ブログ出版局」で書籍化するのもいいと思います。
「ブログ出版局」サイトを見てみる
「My Books.jp」なら、本の大きさは4サイズ。
私の場合、本のサイズを大きくしてでもページ数を減らしたいという制約があったので「ブログ出版局」のほかに、ブログを安く書籍化する会社は他にないかと検索したら、ブログ製本サービス「MyBooks.jp」という会社がありました。サイズはポケット版A7横、文庫本サイズA6、文芸書サイズB6、週刊誌サイズB5の4種類もあるではないですか!
私のブログ「1歩・2歩・散歩」は1年分1冊を考えれば、できるだけページ数を少なくするため週刊誌サイズを望んでいたので、「MyBooks.jp」で書籍化することにしました。
「MyBooks.jp」と提携していないブログ運営会社もある!
ところが、この「MyBooks.jp」は、私が利用していたブログ運営会社JUGEMと提携していなかったのです!ああ、残念!
そこで、「MyBooks.jp」以外のオンデマンド印刷の会社を調べてみましたが、ブログのデーターを自動的に安価にデザインしてくれる会社は見当たりませんでした。
しかたなくjugemと提携している「ブログ出版局」にするしかないのかと、断念しかけましたが、私の記事分量で文庫本サイズとは、やはりしっくりきません。
「MyBooks.jp」は多くのブログ会社と提携しているのに、なぜかJUGEMは対象外。
まあ、企業競合などの関係があるんでしょうね。
ですので、ブログを本にしようと決心したら、まずは自分のブログ運営会社がMyBooks.jpと提携しているかどうか確認しましょう。
MyBooks.jpと提携しているブログ運営会社を調べる
WordPressが救いの手を!
JUGEMが提携していなかったとはいえ、やっぱりここで私のブログ書籍化を諦めるわけにはいきません。「MyBooks.jp」はWordPressというサイト作成ソフトには対応していました。
WordPressは今やいちばん多くのユーザーが、これを使ってサイトを作っている世界的に人気と定評のあるソフトウエア。
JUGEMに保管してある私のブログ「1歩・2歩・散歩」のデーターをWordPressに変換すれば「MyBooks.jp」で本が作れることがわかり、WordPress化を決めました。
ブログ制作会社からWordPressへ、 サイトのお引っ越し。
WordPressへデーター化するためには、これまで無料だったJUGEMのドメインを一部借りた「http//1po2ho3po.jugem.jp」というアドレスは使えません。ドメインを独自にとる必要があります。
独自ドメインを取得するには大手の「お名前.com」などいろいろあります。「ドメイン取得」で検索してみてください。
キャンペーンやお得メニューもあり、自分の好きなドメインで登録できますよ。
とりあえず希望のドメインが取得できるか調べてみる
↓↓↓
お名前.com
そこで、私は「jugem.jp」部分を「.com」に変え、https://1po2ho3po.comを取得しました。
これが新しい私のブログのアドレスになります。
ワードプレスに変換したデーターなら、
「My Books.jp」で書籍化できる!
まずはアドレスを新しく、つまりブログの住所を変更するわけだね。
あなたのブログのサイトアドレス案で登録できるかはすぐにわかります。
ドメイン登録料は「.com」「.jp」など料金は違いますが、安いのでは初年度40円とかもあります。
私のサイト「1歩・2歩・散歩」は「.com」で登録して当時1000円ちょっとだったと思います。
WordPress専門の「サイト引っ越し屋さん」
次にJUGEMのサーバーに入っているデータを取り出してWordPressでデーター化しなければなりません。いわばサイトの引っ越しです。私のブログ記事5年分のデーターを移すのは、素人の私がやって、もしデーターがなくなりでもしたら、たいへん。そのデーター量だって半端ない!
そこで専門の会社にお願いすることにしました。
私が依頼した会社はその名もズバリ「サイト引っ越し屋さん」。
家具を運んでくれるサカイ引越センターではないですよ、
サイトの引っ越し代行をしてくれる
「サイト引っ越し屋さん」!
専門会社にお願いするほうが安心・安全。
「サイト引っ越し屋さん」は、個人・法人にかかわらず、無料ブログからWordPressへの引越し代行サービスを提供している専門会社です。「サイト引越し屋さん」は、こんな希望やお悩みのある方のお役に立ちます。
↓
「LivedoorブログやFC2ブログなど、無料ブログからWordPressへ移行したい。」
「出来るだけSEOを考慮した形で無料ブログからWordPressへ移行したい。」
「無料ブログの表示スピードが遅くて困っている」
「収益が増えてきたので、WordPressで更に上を目指したい」
「いつ削除されるか分からないので不安」
「広告が勝手に表示されて収益性が下がっている」
「機能性が低くやりたいことが出来ない」
「無料ブログのサービス終了に伴いサーバー移転を強いられている」
「サイトを売却するにあたりWordPress化する必要がある」(サイト引っ越し屋さんHPより)
記事は書けてもサイト移転のスキルに自信がない人に。
「WordPressへの引越し作業なんて、ネットで調べながら自分で出来るんじゃない?」と思う人も多いでしょう。今やネットで検索すれば何でも調べられる時代ですから。
当初は私も、時間はかかっても費用をかけずに・・・と思いました。
でも、もし引越し手順、データやツール等の扱い方を誤ってしまい、ブログのデーターがなくなってしまったり、サイトが表示されなくなったら・・・事故に繋がってしまう可能性もあります。
「安心を買う」
「手間や労力をお金という形で解決する」
そのために引越し代行があるんですね。
家のリアルな引越しにプロの業者さんが存在するように「サイト引越し屋さん」はインターネット上の引越し業者の役割を担っているのです。
それも「サイト引越し屋さん」はWordPress専門で、経験が豊富というのも、かなり安心材料です。
特に、私みたいに「自分で作業するのは不安なので作業を丸投げしたい」「移転のリスクが怖いので代わりにやって欲しい」という人たちに「サイト引越し屋さん」は支持されているというわけですね。
サイト引っ越し屋さんの費用は?
私がサイトを移転するブログ「1歩・2歩・散歩」の記事は5年余りで、量的にも本文・写真はかなりありました。WordPress専門の「サイト引っ越し屋さん」に見積りをお願いしたら120,000円(消費税別)。
その内の60,000円は私の5年分の記事・写真データー移行作業。データー量は、人によってブログ記事の分量が違うので、この金額は変わってきます。
あと差額は新規WordPressインストールと初期設定、内部リンク、画像リンク修正、記事URL引継ぎほか作業の金額です。
総額だけを見れば高いと思う人がいるかもしれません。私もそうでしたが、作業価格の明細1つ1つを見ると、スキルのない私がブログの書籍化を考えるなら納得の金額でしたので、お願いすることにしました。
「サイト引っ越し屋さん」とは、見積りをもらう前にもいろいろ確認ができます。
そしてまた、発注するまでに事前の打ち合わせを充分しました。
その都度、私の質問や希望に応えてもらいました。
見た目、どんなテンプレートがいいか、記事のコンテンツなどの希望を伝えた上で、無料テンプレートのデザインを提案してくれます。
それが決まって、いよいよ着手です。
「サイト引っ越し屋さん」の作業期間は1週間~10日位でした。
その後、私自身による試運転期間も2週間くらいとってもらい、その間、わからないことを解決してもらったり、サイトの作りの微調整をしてもらいました。
またリモートで、担当者とミーティングは作業完了までに、3回やってくれました。
今、あなたがご覧になっているこのサイトがまさに「サイト引っ越し屋さん」にWordPressのcocoonというテンプレートで作成してもらったフォーマットで記事を書いています。
ワードプレス専門の「サイト引っ越し屋さん」のサイトを見てみる
WordPressのパーマリンクの役割。
WordPressのデーター化をして、今になってわかったことがあります。それはパーマリンクの設定。
パーマリンクとは、記事や固定ページにそれぞれに割り振られた「住所」のようなもので、たとえば今ご覧になっている記事のパーマリンクは
「https://1po2ho3po.com/archives/9096」
となります。
無料ブログからWordPressへ移転する場合は移転前と同じパーマリンクで移転するという方法を取っていて、私の場合はJUGEMの仕様に合わせて移転したことになります。
たとえば、https://1po2ho3po.com/archives/9677と言うように記事に番号を振っただけになります。
でも、これでは何の記事かわかりませんね。
たとえば、https://1po2ho3po.com/20200922/garden-barano-mi
のように2020年9月22日に書いたバラの実の記事というのが、記事を書いた本人としてはこのパーマリンクを見ただけでわかるわけです。
また、自分のサイトをGoogle Search Consoleで解析してもらう際、たとえばhttps://1po2ho3po.com/archives/9677 のパーマリンクで解析リストにアップされていても、何の記事なのか、書いた本人がわからないため、不便。
パーマリンクの設定がいかに大事かということはわかりましたが、これから変更できるか?という点を「サイト引っ越し屋さん」に聞いたら、丁寧に説明してくれましたので、変更せずにこのまま番号順のパーマリンクを継承することに納得しました。
<サイト引っ越し屋さんの見解>
パーマリンクは迂闊に変更しないほうが良いです!
弊社はサイト移転の際のパーマリンクは移転元ブログに揃えるようにしています。
今からパーマリンク設定を変更すると、既存記事はパーマリンクが変更されますが、内部リンクを貼っている場合は変更されません。
したがって、リンクした記事に飛ばずにエラーになります。
パーマリンクはWordPressに移行する際に変更すると、それによって生じる不具合の方が多いため、弊社ではパーマリンクは元ブログと揃える方法を取っています。
パーマリンクの設定を移転前のブログから変更するとなると、内部リンクも変更が必要になり、その作業で非常に金額がかかることと、SEOの観点からもメリットがないため、弊社ではオススメしておりません。
もちろん「パーマリンクを変更したい」というご相談があった場合は、追加で費用がかかることなどをご説明し、お客様に納得してもらった上で対応させていただきます。
つまり今まで書いてきた自分のブログは、ブログ運営会社によるパーマリンクだったので、引っ越しによる不具合が生じるリスク回避のために、移転後もそのパーマリンクを継承する設定になっているのです。
ブログをWordPressでつくるメリット
私のようにJUGEMのほか、無料で利用できるブログ運営会社は沢山あります。でも、もしその無料ブログ会社がサービスを終了した場合は、今まで書いてきたブログデーターはなくなってしまいます。
もしブログ運営会社からサービス終了の予告があったとしたら、
1 別の無料ブログへ引っ越しするか
2 独自ドメインをとってWordPressにデーターを移すか
この2つの方法があります。
つまり、あなたのブログは転職するか?それとも独立するか?と迫られているようなもので、2択です。
将来を考えたら自由度があるWordPress。
私は後者のWordPressにデーターを移すことにしました。WordPress自体は無料のソフト。デザインもカスタマイズできるのでサイトを作るのに世界的に支持されているソフトです。
将来、自分のブログをどう発展させるかも自由。ブログ運営会社の制約は全くなく、自分の契約したサーバーにデーターは保管されます。
独自ドメイン取得に初期費用と年間費用がかかります。
初期費用はドメイン登録会社によりそれぞれ違い、またキャンペーンなどで40円とかいう時や、ドメインの種類でも違ってきますが、一般に1000円ほどの取得費用がかかります。JUGEMブログのデーターをWordPressで作り直し完了!
さあ、いよいよMyBooksで本作りをしていこう!
おっと、その前にMyBooksで、自分のブログを
どの形状にするか見ておきましょう。
MyBooks.jpを見る
出来上がった私のブログ「1歩・2歩・散歩」の本
私のブログが本になりました!
「1歩・2歩・散歩」は
2016年、2017年、2018年、2019年も作ります!
MyBooks.jpでの本の作り方は
「ブログを簡単に安い費用で本にする方法」ページに続きます。
引き続き読んでくださいね!
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