黄昏時に輝けるように。

今日はチェロのレッスン日でした。行く前に4本全部の弦を自分で取り替えようと、まずC線を取替えてみました。でも、はたしてこれでいいのか自信がありません。やっぱり先生に見ていただきながらと思って、他の3本は取り替えないまま、レッスンへ行きました。

私が張ったC線は、合格。残りのG線、D線、A線は先生が取り替えてくださいました。新しい弦で弾くと、気のせいかガリガリ音がなくなり、やっぱりもっと早く取り替えれば良かったとは、下手なりの言い分でしょうか。

レッスンの時、先生が「ここまでよく続けてきましたねー、感慨深いものがある」としみじみおっしゃいました。

チェロを習い始めて3年3ヶ月。弦楽器を触ったこともなかったシニアの超ビギナーが成り行きで、ある日突然アンサンブルグループのチェリストになったものの、短い指を嘆き、音感の悪さ、リズム感のなさに苦労しながら、えっちらおっちら続けてきましたが、なんとかこうして続けて来られたのも先生のおかげ。習い始めの当時、先生としては、文字通り音をあげて続かないだろうと読んでいたのかもしれません。

弾きたい曲と弾ける曲に大きなギャップはありますが、人生の黄昏までまだ時間があるということにして、音色を楽しみながらじっくり練習するしかありません。

黄昏時は輝いているに違いない、と。

 

 

 

 




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