おやすみチュチュピー。

夕方薄暗くなってきたのにシジュウカラのチュチュピーというさえずりが聴こえたので、外を見ると巣づくりを始めた巣箱の上にシジュウカラがとまっていました。パートナーを呼んでいるように鳴いたあと、飛んで行ってしまいました。

あれ？ 巣箱の中にいるのかな？と、見ていたら巣穴からオクサンがゴソゴソと顔をだしました。卵を温めるためにずっと巣箱にいたのでした。6時25分。なるほど、これは私の想像ですが、ダンナサンがオクサンに「おやすみ」を言いにきたのです。

営巣中は別居で、オクサンは巣の中で卵たちに添い寝。ダンナサンはいつもの寝ぐらにひとり寝なのでしょう。

でもオクサンは顔を出すのがちょっと遅かったので、ふたりのおやすみチューはできませんでした。

朝になると、ダンナサンが「チュチュピー、おはよう」と、オクサンを呼びに来るのです。これ、本当。そしてふたりは連れ立って、しばらく朝の外食に出かけます。本当です。毎年観察していたので自信ありです。