その事件を目撃したのは夕方のことでした。いつものようにGREEN WALKのぶどうのところへ行って1粒、口に入れると、うーん、まだまだ、やっぱり酸っぱい。でも、いい香りの味がします。
それにしても蜂が多いなあと、まじまじぶどうを見ると、あろうことか、あちらこちらの房に大きな蜂が止まっています。1粒のぶどうにスズメバチが4、5匹たかっているのもあります。
えー、これは何だ? どういうこと? ぶどうに蜂が? 花の蜜ではなく実に? 無知な私には、蜂がぶどうを食べるなんて信じられない光景でした。
家に入って「スズメバチ ぶどう」 でネット検索すると、すぐにヒットしました。どうやら、ぶどうにスズメバチはつきもののようです。
そんなこと全く知らない私は、熟すのを楽しみにしていたキャンベルを乗っ取られてガックリ。
それでも残された道はないかと調べたら、2ℓペットボトルの上の方の2面に1cmの窓を開け、酒150cc、酢50cc、砂糖50gを入れてぶら下げておくと、匂いにつられて面白いほどスズメバチが入り、酔っ払って溺死すると書いてありました。
ホントかいな? でも早速、スズメバチがブンブン飛ぶ中、今度刺されたら蕁麻疹どころじゃないな、などと思いながらも我ながら勇敢にボトルを紐で下げてみました。
30分後に様子を見に行ってみましたが、全く成果なし。それどころか、すぐそばにいる蜂はボトルに見向きもせず、ぶどうに夢中になっています。
そりゃあ、ぶどうのいい香りがプンプンしているのでしょうから、酒と酢では相手にされないのでしょう。
来年からは、ちゃんとぶどうの袋がけをして、スズメバチに乗っ取られないようにしなければ。この経験は無駄にしないぞ。
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