半夏生、夏の風情。

日曜日。八ヶ岳中央高原キリスト教会の祭壇のお花当番なので、GREEN WALKに咲いている花を見て回りました。昨夜も相当降った雨で、あまりいい花がありません。満開の赤紫のベルガモットに、白いノコギリソウとバラを合わせることにしました。

教会へ着くと、1人の教会員の方が「庭にあった半夏生を少し持ってきたけど、もし使えるんだったら使って」と、渡してくださいました。

ハンゲショウ・・・。2、3週間前に初めてその名を聞いた半夏生。夏至から11日目を半夏生(ハンゲショウ)と呼び、その頃に花を付けることから名付けられたとのこと。また、花の咲く頃に葉の一部が白く色付いて、半分だけ化粧をしたように見えることから「半化粧」とも呼ばれています。

ああ、これがハンゲショウか・・・。緑の葉と白い葉、白く地味な花穂が咲いていて素敵な佇まいです。ドクダミ科で繁殖力があるので、好まない人もいるようですが、その名前といい、色合いといい、私は素敵だなと思いました。

ノコギリソウを使うのをやめて半夏生を使うことにしました。ベルガモットとよく合います。バラはないほうがいいとは思いましたが、バラ自身は活けてもらえるつもりで教会まできているので、花瓶に一緒に活けてあげました。レギュラーになれなかったはノコギリソウは他のバラと一緒に小さな花瓶に挿して教会の玄関ホールに飾っておきました。

半夏生を私が気に入った様子を見て、来週、半夏生の根付きを持ってきてくださるそうです。

半夏生だけ花瓶に生けてもいいな。それほど風情ある夏の花です。

 




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