日本百名山の麓に住む人。

山は、時間やその日のお天気しだいで表情をかえますが、朝みる南アルプスの山並みは、横から朝日が当たり、1日の始めにふさわしく眩しげな顔をしています。
日が高くなるにつれ空がだんだん青さを増しながら、冠った雪を際立たせていきます。そして夕暮れは、淋しげな墨絵のような山並みへ。
GREEN WALKからいちばん大きく見えるのは甲斐駒ケ岳。ちょっと離れた左側の奥にちょこんと白い頂をみせるのが、富士山の次に日本で高い北岳。
甲斐駒ヶ岳も北岳も、そしてGREEN WALKがある八ヶ岳も、文学者であり登山家の深田久弥が記した「日本百名山」に入っています。

昨年、NHKテレビで、プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが200日間かけて、交通機関を一切使わず、自分の足だけで百名山の頂すべてを一筆書きで走破する番組を、感心しながら毎回観ていました。
総移動距離7800km、累積標高差10万mという、途方もないアドベンチャーを、毎朝、こちらは布団の中で見られるのですからテレビはありがたいものです。
ところが放送時間が早くなってからお目にかからなくなっていたのですが、ある日、久々に偶然観たら今度はなんと「日本二百名山」に挑戦していました。
またあの凄いアドベンチャーを再現するとは、この人をみていると、人間できないことはないと励まされた人も多いことでしょう。

今日、アルジにウォーキングへ行こうと誘うと、「寒いから今日は勘弁して」と。
たかが、ほんの、わずか、1時間足らずのウォーキングが寒い?!  
八ヶ岳の麓に、こんな人もいます。






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