沼津にいる従兄妹のところにゴールデンレトリバーのナナちゃんとトイプードルのサラちゃんがいます。もともとナナちゃんのほうが先住民だったのですが、ナナちゃんが3ヶ月とか半年とかの躾のトレーニング学校で寄宿舎みたいなところに行っている間に、サラちゃんがやってきました。トイプードルのサラちゃんは小型犬なのでトレーニング学校へは行かなかったため、ナナちゃんの存在を知る由もありませんでした。
そのためナナちゃんが家に戻ってきた時は、サラちゃんはすでに家の中で大きな顔をしていて、ナナちゃんをあとから来た後輩犬と勘違いしています。ナナちゃんにしてみれば、自分のほうが先輩のはずなのになと思っていることでしょう。
そういうわけで勘違いしているチビ犬のサラちゃんのほうが力関係は上で親分風に振舞っているそうです。自然界の掟というヤツです。ゴールデンはもともと根がやさしいので、自分がいない間に愛嬌で存在感を植え付けてしまっていた先輩面のチビ犬を立てているのかもしれません。
さて、我が家の軽四輪キャストは、偶然にもプリウスアルファが例の怪我で入院している間にやってきました。約1ヶ月不在だったプリウスに代わり、11月の積雪の時も、四駆・ターボ搭載のチビ車のキャストはズンズン走ってくれました。
そしてそれまでプリウスが入っていたガレージに先輩面したチビ車が占領してしまいました。チビ車だとガレージ内が広く使えるためです。そのためプリウスは仕方なく、外の吹きっさらしの砂利の上に駐車させられることになりました。うちのプリウス、冬の時代の到来です。
キャストとプリウスの関係が、ゴールデンレトリバーのナナちゃんとトイプードルのサラちゃんの関係に似ているなと思うと、なんだか可笑しくなります。
でもプリウスに乗ってると、アルジとツレアイは「やっぱりプリウスのほうが静かだし、乗り心地が違うね」と、キャストに聞こえないように言っています。
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