薄曇りの今日は、いよいよ藁の焼却です。風が少しあって心配ですが、明日は雨の予報もあり、陽射しも強くないのでお昼前から始めることにしました。
メタリックに塗装されたドラム缶、その上に伸びるステンレスの煙突もまばゆいほど。その周りに水を撒いて、いざという時のために消火体制は万全です。
さてと、藁を投入して火入れ式。アルジが藁の束を入れると、すぐに中で燃え上がりました。慌ててパタンと蓋を閉めると、大量の白い煙が風に泳いで飛んでいきます。
蓋をしなければ、もしも火の粉が飛んでいくと怖いので少しずつ慎重に作業していましたが、だんだん要領がわかってくると、アルジは楽しそうです。頃合いを見て藁を入れる、蓋を閉める、その合間に、投入しやすいように藁を束ね紐でしばって準備する、ベンチで座って燃えるのを待つという具合。
何しろ藁の量がすごいので、少しずつの焼却ではなかなか大変です。ドラム缶も銀色の塗装が剥げ、煙突も黒くなって貫禄が出てきました。
ツレアイもしばらく火の番をしていましたが、大丈夫そうなので、冬の間、枯れ野になっていたGREEN WALKの枯れた茎などを片付けていました。最初は剪定バサミで切っていましたが、ハサミを持つ手が痛くなるわ、はかどらないわで、なーんだ、乾燥した花の茎は折ればいいじゃないと気づいて、パキパキ折って枯れ茎はほぼなくなりました。
藁のほうはというと、やっぱり今日中には片付きませんでした。庭師アルジの藁との火遊びはまだまだ続きます。
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