とうとう8月最後の日曜日になりました。
今年の夏はどこへも行かなかったけれど、チェロの合宿と、それに続くネロ先生のコンサート、そしてそのコンサートに私たち門下生15名でアンサンブル演奏させてもらったことが、最高の思い出になりました。
今、この歳になって、ようやくチェロが好きになったのを実感しています。
チェロを習い始めて12年で、やっとこの心境になったとは、ほんとチェロが聞いたら呆れるだろうと思います、なんと情けない、と。
では、どうして今までチェロを続けてきたんだろう。
ただ上手になりたい・・・その一心だけで、「好き」とは違うレベルで続けてきたように思います。
そして、ようやくそこから1枚脱皮したような気持。
上手下手、そういうテクニカル的なものではなく、使っている私のチェロと共に、自分の演奏をすればいいんだと、見つめ直した感じです。
ネロ先生から、楽譜から離れて自分の音楽で演奏するよう言われ、それが何かを考えさせられたおかげです。
もちろん、まだまだだけれど、方向性が見えてきたような出発点。
ここに来るまで、こんなに時間がかかってしまいました。時々、自分の歳がいくつかわからなくなってきて、もう先はそんなにないのに。
今日、アルジに「私、今いくつ?」と、念のために尋ねたら、ああ、良かった、思ってた年齢より1つ若かった。
朝晩はめっきり涼しくなりました。
この頃になると、ガーデンでは大好きなユーパトリウムが咲いています。
秋の虫はもうずっと前から鳴いていますが、今日、改めて耳を澄ましたら、秋の虫たちの大オーケストラ。
ちょっと聴き惚れました。
十把一絡げで秋の虫たちといっても、いろんな虫が自分の楽器を奏でていて、今まで、ああ、虫が鳴いているなという風情の感覚だったのが、真っ暗な庭で、命ある虫それぞれに奏でる楽器が見えるようなアンサンブルに、私はしばし耳を傾けていました。
秋の虫の大アンサンブル。
チェロの森

コメント