チェロを育てながら、自分が育つ。

チェロのレッスンへ行く途中の高根福祉村のまわりでは桜が満開でした。
富士見の桜の開花はまだ先のことですが、この辺りはもう満開とはびっくり。ちょうどいい時に巡り合いました。
昨日、今日と暖かさが続き、東京とそんなに変わらない開花時期です。



先日、東京へ行った際、楽器店でチェロの調整をしてもらいました。
使っているチェロがこのところしっくりこなくて、エラソーに音がどうのこうのと、ヘタッピの自分の腕は棚に上げて楽器のせいにし、いろいろ不満がありました。
そこで、3年前に買った楽器店でパーツを変えてもらったり、いろいろ調整してもらった結果、ようやく納得できたので、わざわざチェロを持って行った甲斐がありました。

弓も松脂をつけすぎていたので、弓の毛洗いをしてもらったことでギスギスした音がなくなりました。

いろいろリペアマンに話を聞いて、あと2点ほど調整してほしいところがありましたが、時間を要することなので、それは松本市のバイオリン工房でやってもらうことにしました。

何よりも良かったことは、今まで不満を抱きながら弾いていたため、楽器に対して愛情が持てなかったのが、今回調整してもらったことで愛着がわくようになり、それがうれしいです。
自他共に認めるヘタな演奏しかできない私ですが、今、自分が求める音にこだわっていると、チェロという楽器を育てていくってこんなことかなと思いました。
そうして、いつか気がつけば、自分自身が育っていたらいいな、とも。

 

1歩・2歩・散歩、明日も書こっ、と。
 

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