外から帰宅した際、車の窓から、玄関脇の紫モクレンの下に何か赤い花のようなものが咲いているように見えました。
行ってみると、1輪の彼岸花が咲いています。
2018年9月末に、今は従姉妹が済んでいる萩の母の実家へ行った際、庭に咲いていた赤い彼岸花の苗をいくつか持って帰り、愛犬・樹林が眠っている所に植えました。
彼岸花の球根には、強い毒性のある「リコリン」という物質が含まれているので、これなら鹿に食べられることもないとフェンスをしていない玄関脇に植えたものです。
それから3年。たった1輪ですが、忘れた頃の初めての開花だけに、びっくりしました。
そう言えば、昨年の秋ごろ、彼岸花はやっぱり根付かなかったなと思ったものです。
この地に適応するまで時間がかかったのかも。
それにしても植物が土の中でジッと耐えて生命をつないでいくエネルギーは大したものだなと思います。
郷愁というだけではなく、彼岸花のこの形もなかなか派手でよろしい。
ヒガンバナ科のリコリスというピンクや白、黄色などいろんな色のがありますが、ヒゲをピンと張ったような花の形はまるで花火のよう。
今年は紅一点ですが、来年は少し増えてくれるのではと期待しています。
ただし、アルジが雑草と間違えて抜かなければの話。このエリアはアルジに絶対触らないでねと、言っていたのにもかかわらず、植えているスミレを夏に抜いているのに気づいて止めた経緯があります。
アブナイ、アブナイ。
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赤い花の秋満開。
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