ラヴェルの名曲に合わせて開花していくようなバラのボレロ。

昨夜は雨の音がリズムを刻むように降っている音が聞こえました。



モーリス・ラヴェル作曲のバレエ曲「ボレロ」にちなんだネーミングなのかどうかは知りませんが、ごく淡いピンクというか、限りなく白に近い花びらのバラ、ボレロ。
あの独特のリズムを刻む名曲とはかけ離れた繊細なイメージです。



バラのボレロは花弁数75~80 枚。ぎっしりと花びらが詰まって見えます。
蕾の中で、細かく折りたたまれたような花びらの赤ちゃんが少しずつ成長するのでしょう、開花と同時にそれを広げていくことに自然の神秘さを覚えます。

そう考えると、あのバレエの名曲の最初は小さな鼓動のようなリズムが、同じ旋律を延々とくり返しながらだんだんといろんな楽器が加わって大きな鼓動へ広がるさまと、バレエダンサーの群舞は、バラのボレロの蕾が開花していく様子に合っているように思えてきて、なるほど、合点がいきました。



昨夜の雨は、朝には上がり、花びらの中に雨が溜まっていました。
花を傾けるとポタポタと雫が落ちます。

 

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