マムシグサの実が、おいで、おいで、と。

ウォーキングに出ると、毎年、50cmほどの高さに、赤い実のマムシグサを見かけます。
実になる前の緑色の花に縞模様があり、それがマムシに似ていることからマムシグサと言われますが、トウモロコシの粒が並んだようなその形は、見ようによってはグロテスクで、なんとなくマムシを連想させるので、忘れっぽい私でもこの名を忘れることはありません。



北海道から九州まで、里山など薄暗く、湿った場所に自生しているサトイモ科の有毒植物で、誤って食べては大変。
おいで、おいでと呼んでいるようで、いかにも触ってみたくなるようなおいしそうな実ですが、実の汁に触れると皮膚がかぶれたりするとのこと。
でも漢方では高麗天南星として鎮静作用や去痰作用で利用されているそうですが。

動物や鳥にはいかにもおいしそうな実に見えるのでしょうが、本能あるいは嗅覚でちゃんと見極めているのでしょう。

 

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