薄いピンクの大輪のバラ、スパニッシュビューティーが満開になる頃、他のバラたちは硬い蕾を少しずつ膨らませていきます。
アーチに這わせたスパニッシュビューティーは花びらが薄く、透き通った肌をしたお嬢さんのようです。
ざっと見ると、なんだかピンクのバラは他の色のより、なぜだか早く開花するような気がします。
たまたまそういう種類を植えたのかもしれませんが、ちょっと発見した気分。
アルジは自走式の芝刈り機を押して、庭中の随分伸びた芝を短く刈っていた一方、ツレアイは芝刈り機で刈れないため縁に芝が伸びて、長いものは50cmもあろうかという、おまけに花まで咲いた芝の穂を枝切バサミでカットして回りました。
両手で取っ手を持ち、ザックザックと切りながら、
「だいたい芝刈り機で縁が刈れない庭の設計をしたアルジが悪い、こんなになることを想像しなかったのか・・・」
と、時には這いつくばるようにして、芝の穂を切って廻り、それをまた箒で集めるのに、ほとほと疲れました。
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