チェロとピアノのデュオコンサート。

雨の朝を迎えました。
今日は午後から、アルジや友人たちのグループ「富士見　風と土の会」が主催するコンサートがあります。

演奏者は私が習っているチェロの先生と、ピアノ・佐藤茜さんのデュオ。
でも足元が悪いと出足が悪くならないか、予定してた人も行くのを止めようかと言う人もいるかもしれないなあと心配しましたが、お昼前には天気も持ち直してくれました。

聴衆60名足らずの小さな演奏会で、主催者側としては赤字でしたが、「音楽のある富士見町」を目指す第1回コンサートです。
聴くほうとしてはショパンのポロネーズ、サン・サーンスの白鳥やベートーヴェンのチェロソナタほかでアンサンブルを楽しませていただきました。



コンサート会場は富士見町コミュニティプラザ大会議室です。
残念ながら都会と違って富士見町には本格的なコンサートホールがありません。
なので、大会議室という場になってしまいます。

小さな町に大ホールは不要ですが、軽井沢大賀ホールや、せめて八ヶ岳高原音楽堂のような、こだわりのあるコンサートホールがあれば、有名な演奏家によるコンサートも楽しめるのに、八ヶ岳とか森や林といった自然そのものがウリの富士見町だからなあ・・・。

富士見町出身のヨドバシカメラの創業者・藤沢 昭和氏は、そごう・西武を買って集客力を高めることばかり考えずに、故郷への恩返しとして、こだわりのある音楽ホールを富士見町に作ってくれたらいいのに。
まあ、その藤沢氏は富士見町に恩がないかもしれないし、故郷に錦を飾る気はないかも。
SONYの大賀昭雄氏のような音楽とは切っても切れない経歴の方と一緒にして、無い物ねだりをする私のほうが失礼というものですね。