こんなはずじゃなかった。

WHITE GARDENになぜか濃いピンクのアンジェラが咲いています。
東京の庭から移植したのですが、持ってきた当初は、ついていた葉は全部枯れ落ちて、根付いてくれるのかなあと、心配してたのですが、ようやく花を咲かせてくれました。ところが色はピンク。庭のアルジは白いバラを持ってきたつもりだったので、WHITE GARDENに植えたのですが、咲いたのはアンジェラでした。
アンジェラ本人は場所をわきまえずに咲いていることも何ら気にしてない様子で、小さな蕾もたくさんつけています。でもアルジの手によって、いずれ別の場所への引越しも余儀なくされるでしょう。
それにしても、何故アルジはここへ植えたのか? アンジェラではなく、白いバラを移植したつもりと言ってましたが。まあ、誰にでもこんなはずじゃなかったということはあります。
でも、ここに植えられたから咲いてみたアンジェラは、きっと、こんなはずじゃなかったと思うわけでもなく、WHITE GARDENの鮮やか紅一点、置かれた場所で、その名の通り、天使のような可愛さで咲いているように見えます。

数年前でしたか、1927年生れの渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」という 本がベストセラーになりました。幸せになれるかどうかは自分次第。置かれたところこそが、今の自分の居場所。こんなはずじゃなかったと思う時にも、その状況の中で咲く努力をしてほしい…………と書いています。
私はといえば、こんなはずじゃなかったと思うことしばしば。そして、まだまだ咲いてないなと思ったり、もうドライフラワーになっちゃったと思ったり。未だにこんな調子です。





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