小川の冬眠。

GREEN WALKから車で30分余りのところにある蓼科で、凍っている小川を見かけました。
幅が狭く、うねるような自然の曲線が素敵です。こんな小川が家の庭にあるとどんなに幸せでしょう。

3、4年前、アルジもツレアイも、こんな小川が欲しくて、GREEN WALKに人工の川を作ってしまいました。
傾斜をつけたS字カーブに土を掘って、厚いビニールを敷きつめ、その上に小石を敷いた、アルジ苦心作のモーター循環式。
「春の小川は さらさら行くよ」みたいなのを描いていたのですが、傾斜が緩やかすぎたのとモーターの馬力不足で、私たちの想像通りの流れになってくれず、ちょっと失望。その内モーターも止めてしまいました。
それでも、土手部分にタイムを植えたらどんどん増えていき、緑の小川に。そして春はタイムの花で敷きつめられ、水が流れないピンクの小川になりました。
でも昨年秋、このタイムもはびこり過ぎたとのことで、かわいそうにアルジに抜かれてしまいました。
どうやらアルジは小川の作り直しをしたいようです。

この素敵な本物の小川のすぐ近くにあるハーブショップ、ハーバルノート・シンプルズで、オーナーの萩尾エリ子さんの著書「香りの扉、草の椅子」出版1周年記念のレッスンに参加しました。
ハーブティーと、ジャガイモのチョコレートケーキをいただきながらの、暖かい冬の朝の素敵な時間でした。
春になると、あの小川の岸辺には、緑の草に混じってスミレやタンポポ、ハーブの小さな花がきっと咲くのでしょう。
雪の下に潜んでいる春は、まだまだ土の中で眠っているようです。




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