リビングのガラスの向こう、デッキには今日もかわいいお客さまがやって来ています。飛んだり跳ねたり、チョコチョコ歩いたり、逃げ去ったり。鳥ちゃんたちが入れ替わり立ち替わり目まぐるしく動いていると、こちらも見ているだけでなんだか楽しげになります。
風が吹いていなかったら、小枝やカラマツの幹も揺れず、雲もじっとしていて絵のようでしょう。
もし部屋から見えるものが全て動かなかったら、おそらくここにいるのは退屈だろうなと思いました。いいえ、ここに限ったことではなく、どこにいても窓から見えるものがじっとしているだけだったら、だんだん物足らなくなるような気がします。東京の夜景だって、高層ビルの灯りがまたたいて車のライトが動いているから素敵に見え、また見ているだけで飽きることがないし。
犬や猫が動いているものに興味を示すように、私も同じように動いているものがあるだけで、ここの自然が今日もドラマチックになります。
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