11月4日、萩で行われた従姉妹の長男の結婚式には、ロンドン在住の別の従姉妹夫婦も出席しましたが、彼女はわざわざロンドンから自分で作ったシュガーケーキを持参しお祝いしました。
シュガーケーキは固く焼いたフルーツケーキをシュガーペーストでコーティングしたイギリス伝統のケーキ。日持ちがよく保存がきくので、結婚記念日や、子供が産まれるまで飾っていたりもするそうです。
彼女は子育てがひと段落したあと、趣味でケーキ作りの学校で学びました。そこで日本人の感性と、彼女自身の手先の器用さとクリエイティブさで、イギリス人には出来ない繊細なケーキで頭角を現し、とうとうイギリスの有名なホテルや個人の注文を受けるなど、とても人気があるケーキ職人になりました。
例えばバラの花にしても、1枚1枚の花びらがとてもリアルで、本物と見まごうばかり、彼女独特のセンスが光るデコレーションです。
でもここ1、2年は娘たちのオファーで、かわいい孫たちのお世話に大忙しですが。
さて、お祝いの紅白のシュガーケーキは、赤いシルクハットに、紅葉の季節にちなんで白いモミジの葉を散りばめたもの。そのモミジの葉の葉脈と薄さといったら、それはそれは見事。これがお砂糖で作ったもの?!と、驚くばかりです。
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