生き延びよ。

それは昨日の朝6時過ぎのことでした。

家の前の林に2頭の牝鹿がいました。最初はカラマツの幹を舐めているのかなと思いましたが、左の鹿が、右にいる少し小さめの鹿の首の前あたりを舐めていたのです。

おや? どうしたのかな?と、しばらく見ていましたが、長いことずっと舐め続けていました。単なる毛繕い? でも鹿の毛繕いはこれまであまり見たことがないだけに、少し心配した次第です。

以前、テレビで他の動物ですが、弱ったものを励ますというか労わるように、親か子か、あるいは仲間が舐め続けていたのを見たことがあって、もしかしたら右の鹿は弱っているのかなと思い至りました。

今年は積雪が少なかったので、鹿にとって比較的食べ物にこまらなかったのではと思っていたのですが、2日前からの積雪で、食べ物は雪の下になって空腹で弱っているのかも。

あそこで息絶えていたらかわいそうだな、などと思いめぐらしていましたが、いつの間にか2頭ともいなくなっていたので、ホッとしました。

そんなに悲観的に考えなくても良かったようです。なにか怪我をしていたのかも。

結局、真相はわからないままだけれど、鹿は獣害の立場。せっかく人間が仕掛けた罠や銃口から逃れられているのですから、何か食べ物にありついていたらいいんだけれど・・・。陰ながら、ついそういうことを思ってしまいます。

 




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