スズランは都会の香り。

スズランは小さなかわいい花ですが、意外にも強く、当たり前かもしれませんが、ほっといても毎年ちゃんと芽を出し花を咲かせ、GREEN WALKでも年々繁殖しています。

スズランの香りといえば、ディオールの香水、ディオリッシモ。この香りが大好きで、若かりし頃からこちらに移住するまで愛用していました。

でもここへ移住してからは無用の長物と言いましょうか、自然の中で暮らせば、我ながらディオリッシモに限らず香水自体も憚れる感があり、全く使わなくなりました。

あの小さな花からどうやってズズランの香りを抽出するのだろうと調べたら、抽出の過程でスズラン本来の香りが消えてしまうので天然香料としては存在しないそうです。

ディオリッシモは、ディオールが制作を依頼した調香師エドモン・ルドニッカによる1956年の名作で、その香りはスズランをイメージした「草の匂いとスズランの清楚な香り」。

スズラン咲くこの地では、ディオリッシモがなぜか似合わないのも、わかるようなわからないような・・・。というか、自然の中ではやっぱり香水は似合わない、それにつきます。

 

 

 

 

 

 

 




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