ピアノで鍛えた骨密度。

いつの間にかGREEN WALKのカンボクの木がほとんど落葉して、赤い実が枝を飾るだけになっていました。今日もいいお天気の秋の1日です。

原村の八ヶ岳自然文化園では一昨日から開催されている恒例・秋のクラフト市の最終日でしたが、たまたま同じエリアのレストランと研修室では「八ヶ岳の自然と文化愛好会(略称SNAC) 」のこれまた恒例・水抜きパーティーがありました。

水抜きとは別荘を持つ人などが、水道管が凍る前に中の水を抜いて冬の間、別荘を留守にする前の晩秋の行事みたいなもので、その名前をとったパーティーです。

そこで会った弦楽四重奏アンサンブル・ドルチェのヴァイオリン担当が左手を痛々しく怪我していました。聞けば田んぼクラブのメンバーでもある彼女は脱穀中、コンバインに手を巻き込まれ、すぐに自分で手を引き抜いたそうです。もしかしたら最悪、手がどうなったかわからないような危ないところでしたが、不幸中の幸いで、ピアノが上手な彼女は骨密度が高く、そのおかげか骨は大丈夫だったから助かったと言っていました。怪我した時すぐに思ったのが「ヴァイオリンを弾けなくなる」ということだったそうです。おお、怖っ!  

ありがたいことにヴァイオリンも時間が経てば大丈夫だそうで、ホッとしました。彼女はいつもは東京暮らしですが、農作業や草刈り、薪作りなどで刃物を使うことが多いこの地域では、こういう怪我は多いらしく病院としてもよくあることのようです。

毎年、このパーティーで私たちアンサンブル・ドルチェも2、3曲演奏をするのですが、今年はビオラのメンバーが参加できないので演奏はなく、ヘタなチェロ担当の私としてはとても気楽なパーティー参加でした。

 




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