こちらの都合。

捻挫した右足は、湿布とサポーターのお世話になっているものの、だいぶ回復したのでGREEN WALKの草取りを少々。レースフラワーがあまりに多いので、この何日かずいぶん間引きしました。するとレースフラワーに隠れていた花や小さな苗が顔を出してきて、まるでお宝探しのようです。

キャッツミントの周りのレースフラワーを抜くと、見えていたのより大きな株で、花がよく見えるようになりました。このキャッツミントは背丈が高くなる種類で、雨が降ると寝て広がるため、本当は背の低いキャッツミントを植えたいのですが、園芸屋さんで背丈が低い種類かと思って買ったら、高く成長してしまったり、なかなかこちらの都合通りにはいきません。

斜め前の家で4日間続いた庭木伐採がようやく終わり、静かになりました。40本ほどのカラマツ、アカマツ、落葉樹を切り倒したそうです。大型重機でではないので時間がかかりチェーンソー、クレーンの音、時々ドスンと木が倒れる音で、リスや鳥たちも怖い思いをしただろうなと思います。

リスたちには悪いけれど、その倒した木の一部を業者の親方から安く譲ってもらい、アルジがついでに薪の長さに切ってもらうよう交渉したら、あとで切り賃が予想より高く請求されてしまいました。勝手に安く見積もっていたアルジの中途半端な交渉はこんなもんです。でも、もうアルジも歳と共に太い材木をチェーンソーで輪切りにするのは、だんだんハード作業になってきたのでありがたいことでした。

今年初めての春蝉が鳴くのを聴きました。そして夜、弦楽四重奏団ユバルの練習から帰って車を降りると、遠くでフクロウの鳴き声が幾度も聴こえました。人間の都合で年々、林が伐採されるところが増え、リスも小鳥もフクロウも生きにくい昨今です。