白駒池ウォーキング&登山。

「富士見高原の自然と文化愛好会(略称SNAC)」のカントリーウォークのグループで北八ヶ岳の白駒池へ行きました。

紅葉にはまだ早い時期ですが、連れて行ってもらう私は白駒池の名前は知っていても前知識もなく、当然、初めて。苔むした原生林の中を「高見石」目指して40分、歩きました。

道は木道などが多くあり整備されて歩きやすいですが、そこまではいいとして、さあ、標高2225mの山頂「高見石」へ。ここは巨大な岩を、天からドスンドスンと落としたように無造作に積み重なった岩の高台で、両手を使わないと登れません。よくまあ、こんな岩山があるものだと時々屁っ放り腰になりながら慎重に登って行きました。

北八ヶ岳のビュースポット「高見石」からは麓の白駒池が小さく見えます。白駒池は標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖だそうです。「高見石」からはこれまた慎重に慎重を重ねて降りて行きますが、私たち高齢者とは違って、そこで出会う若い女の子はスッとスッと登り下りしていきます。

無事に「高見石」の下まで下りてお弁当。ひと休みしたあと、白駒池までゴロゴロした岩と苔をまとった倒木の間を下りていきますが、私たちは下りなので膝は笑っていたものの助かりました。逆コースだと相当ハードな登山です。

湖までの歩道の回りは樹齢数百年のコメツガ、トウヒ、シラビソの原生林。そして485種類の苔が生息すると言われている「苔の森」など地上はまるで緑の絨毯を敷きつめたような苔が一面を覆っていました。

5月に右足首を捻挫して以来、痛みが長引き、最近になってようやくウォーキングにも支障なく回復していましたが、今日の登山も全く心配なく元通りに歩けて、もう大丈夫。おしゃべりしながらシニア6人、楽しい1日となりました。

 

 

 

初めてみたホシガラス




コメント

タイトルとURLをコピーしました