昔と変わらない風景。

「富士見高原の自然と文化愛好会(略称SNAC)」の毎年恒例 水抜きパーティーが、今年は清里の清泉寮新館でありました。

清泉寮は清里開拓の父と言われるポール・ラッシュさんが1938年に建設した日米協会の青年活動や指導者訓練キャンプ場。1925年に来日した彼は、日米開戦時の3年間はアメリカに強制送還されたものの、亡くなる1979年までの人生を捧げて日本の農村復興のモデルコミュニティを築き上げました。

現在はホテル、農業、牧場、環境教育など、この辺り一帯が八ヶ岳地域開発の要となっており、その歴史は、ポール・ラッシュ祭りでも称えられています。

今日、SNACのパーティ―参加者は、ポール・ラッシュ記念館をガイドさんの説明で聞き、彼の住まいまで見せてもらえました。

寝室の窓から、紅葉が始まった清里の森、そのむこうに山々が見え、人工の建設物が何ひとつ見えないということは、昔と全く変わらないであろう風景が印象的でした。

 




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