氷のバラが咲きました。

今日未明の最低温度はマイナス9℃。サンルームのガラスには霜がびっしり付いていました。

くるくる回ったような模様・・・。よーく見るとバラが咲いているようです。初めて見る形、自然の傑作です。

これは「窓霜(まどしも)」と呼ばれているもので、外気温が氷点下6度以下という寒さの厳しい時に、空気中の水蒸気が凍ってできる氷の結晶の一種です。周囲の水蒸気が急激に冷やされ、氷となってその結晶に付着していくと、結晶はどんどん大きくなって美しい模様を作り出すということです。

結晶のひとつひとつには、針状、羽毛状、樹枝状、板状、コップ状などがあり、私もさまざまな形を見た憶えははありますが、このようなバラの花のようなのは初めて見ました。

ヨーロッパのある地方には、「凍てつく寒い夜には、とげだらけの妖精が窓ガラスに氷の指紋をつけていく」という窓霜についての言い伝えがあるそうです。
この精は「ジャックフロスト」とよばれ、窓霜はその妖精の指紋というわけです。

 

 

 




コメント

タイトルとURLをコピーしました