なんと優し気なバラでしょう。そしていい香り、ジャクリーヌ・デュプレ。大輪のほんのり恥じらうかのようにピンクがかった白い花に、赤いおしべが特徴で花びらは薄く大変魅力的です。
昨日までは蕾ばっかりだったのに、日の光に誘われて今日はじめて開花し、いい香りをあたりに放っています。
お天気のいい日に開花してくれて良かった!
ジャクリーヌ・デュ・プレは花びらが薄いので雨に弱く、梅雨に咲こうものなら花びら同士が雨でくっついたりするなど、すぐ傷んでしまいます。
花の名前になっているジャクリーヌ・デュ・プレは1960年代に活躍したイギリスの女性チェロ奏者で、10代の頃からその才能を認められ「カザルスにも匹敵する」と絶賛されましたが、難病で42才で亡くなりました。
デュ・プレ自身は努力家で強い性格だったようですが、バラのデュ・プレは傷つきやすい性格です。
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