今日も時々雨が降りました。
目にいっぱい涙をためたように、バラの花びらに雨の雫が光っていて綺麗です。
ワインカラーのグレーフィンディアナ。厚めの花びら、雨にも強いバラで、大人っぽい色だけに、その雨の涙がよく似合います。
グレーフィンディアナの蕾は赤黒く、開花するにつれ赤色が強くなっていく魅力的なバラです。
13日間にわたった東京2020パラリンピックが幕を閉じました。
毎日、いろんな競技がテレビで観られたので、今までこれほどパラリンピックを観戦したことはありません。
世界中から集まった1人ひとりがいろんな障害を持っていて、手がない、足がない、それだけではない、こんなにさまざまな障害があったんだ、こんなに心が強靭な人たちがいるんだと今頃になって知ったのも事実。
それを知ったからといって私自身は何もできませんが、選手それぞれに、さまざまな背景があってパラアスリートへの道を歩いてきたわけで、そのヒューマンストーリーを知ることで、パラリンピックがグッと身近になった気がします。
心身共に険しい人生に直面しながらも、スポーツをすることで新しい生きる道を獲得した、それだけでもみんな勝者であり、金メダルに値する人たちだなあと思いました。
今、五体満足であっても、交通事故や病気でいつ不自由な体になるかわかりません。
だからこそ、障害を持った人の心に寄り添える社会でありたいと改めて思います。
コロナ禍でのオリンピック・パラリンピックに反対する世論も多く、また無観客開催だったので、熱狂的な応援の声もなく淋しいものでしたが、テレビで楽しませてもらったし、無事に終わり、選手たちの開催してくれてありがとうという言葉と一生懸命な姿を見れば、開催できてよかったなあと思います。
閉会式で、壇上に座っている菅総理が相変わらず覇気のない、心ここにあらずというような表情で、ちょっとずれた手拍子も気になりました。
総裁選挙に出馬しないと表明するに至ったこの方は、最後まで楽しそうにできない人でしたね。
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オトナ色のバラ グレーフィンディアナ。
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