ウクライナ避難民のレストラン「スマチノーゴ」。

東京へ行く用事があり、ついでに美容院へ行ったあと、夜はウクライナ料理のレストラン「スマチノーゴ」を予約していました。

先日、テレビでウクライナからの避難民を支援するためにオープンしたと紹介があったので、ちょうどいい機会です。

アルジとは西新橋のそのレストランで待ち合わせをしていましたが、スマホの地図ガイドがうまくいかず、私は「スマチノーゴ」になかなか辿りつけません。
スマホのガイドを見ていると、度々アルジから「大丈夫?」と電話が入り、そのたびにマップのほうを中断するので、やり直したり。
信号待ちの男性に通りの名前を聞くなど、お店に行くのに結構苦戦しました。

「スマチノーゴ」とはウクライナ語でおいしく召し上がれという意味だそうで、小さなビルの2階にある20席ほどの真新しい素敵なレストラン。
私たちが1番乗りでしたが、7時過ぎには満席です。


メニューは日本語ができるウクライナの女性スタッフが説明してくれるので、よくわかります。
お料理は日本人に合うように和食ベースのウクライナ料理で、アラカルトもありますが、私たちはディナーコースの前菜からにしました。
どれも珍しいメニューでおいしかったです。
ロシア料理と思っていたボルシチもピロシキも、今まで食べたことのないウクライナのものでした。



この「スマチノーゴ」は売上の10%を母国に寄付するばかりでなく、8人のウクライナ人避難民がスタッフです。
そのスタッフの紹介を見ると。夫や息子をウクライナに残して、子供や母親と避難して来日。
政府提供施設に在住している人や、日本在住の娘や親を頼ってきた人達で、多くは横浜の施設から毎日通っているとのこと。


その中で1人、鼻ピアスをしているイケメンがいました。
なぜ若い男性がウクライナから出国できたの?と聞くと、ロシアが軍事侵攻して来た時、ちょうどベラルーシにいる彼女の所に行ってたとのこと。
聞く方も遠慮なしで恐縮ものですが、疑問が残ります。その彼女とはどうしたの?と。
彼女はロシア系だったせいでか結局別れたそうで、日本に住んでいた母親を頼ってベラルーシからそのまま日本へ来たと、日本語が堪能な女性スタッフが通訳・解説してくれました。
ある面では偶然に助けられた運命でもあり、そのイケメンの複雑な気持が察せられます。

スタッフのみんなが悲劇に直面し苦労しているはずですが、日本に順応しながら今を一生懸命生きている自然な様子に誰もが応援したくなります。

帰り際に、おもわず「あなたの国のゼレンスキー大統領はすばらしい! 絶対に彼がウクライナを再建してくれる!」と伝えてお店を出ました。

夜中に目が覚めました。
赤坂のホテルの窓から、遠く高層ビル群の赤い航空障害灯の点滅を見ていました。
静かな東京の夜。
この当たり前の平和な夜が存在する一方、ウクライナでは夜も昼もミサイルが撃ち込まれる爆発音の恐怖と、ロシアへの憤りで毎日を送っている人たちがいることに、ふと思いを馳せました。




そして朝。平和な東京の風景が広がっています。

今回も「全国旅行支援2023」と地域クーポン「ただいま東京プラス」でお得に利用できました。
申し訳ない半分、ありがたい半分。

ホテルの正面、いち早く咲く豊川稲荷の河津桜が満開でした。



富士見へ帰る前に赤坂のPRGRゴルフスクールへ、残りのレッスンを受けにホテルから歩いて行きました。
前回の2時間より今回の1時間は、自分なりに納得感がありましたが、それが難しい。
もし体現できるとしても、改造に時間はかかりそうですが。



帰りの高速バスまで1時間半の待ち時間があるので、新宿バスタそばのカフェで休みましたが、店内に流れる音楽と都会的な雰囲気は、富士見にはない新鮮さ。
お上りさんは単純にこの素敵さにうっとり。



でもここで軽くと思ってオーダーしたパンのようなチーズピザ2人で半分ずつが、帰りの高速バスで胃に重くのしかかり、帰宅しての夕食を、私はパス。アルジはカップラーメンで済ませました。
東京から帰宅した途端、こんなムラのある食事・・・。


 

 

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