若き日のお宝の処分をする齢になって、改めて物欲がなくなっているのを我ながら好ましく思えます。
昨日はメルカリに出品していたクリスマスプレート8枚セットを購入してくれる人が現れて、せっかくならばクリスマスに間に合うよう急いで梱包し発送しました。
この飾り皿は毎年、クリスマスシーズンになると、ノリタケが鳥シリーズ3000枚限定で製造していたのを1997年から2003年まで1~2枚ずつ購入していました。
鳥の絵柄が毎年変わるので、鳥が好きな私としては、当時は絶対買わなくちゃと、集めていたもの。
でも今は数枚飾って、あとは保管したままでした。
身辺整理で、メルカリのようなシステムがあると本当に助かります。
いくばくかの収入になるのもうれしいですが、それよりも、ムカシのお宝がお荷物になった今、欲しい人に譲って大切にしてもらえるのですから、とてもありがたい。
それにしてもこんなに未練もなく手放せるなんて、自分でもすごいと思います。
たくさんの物持ちの70歳前の友人は、まだそんな心境にはなれないと言っていましたが。
単品で出品したのがまだ4枚残っていますが、手元に1枚だけ残しておくことにしました。
若き日の散財(たいした金額ではありませんが)の記念プレートとも申しましょうか。
絵柄はBlack-capped Chickadee アメリカコガラのプレート。
コガラはモミの木食堂に来て、独り言でおしゃべりするかわいい鳥ちゃんでしたが、最近はお目にかからなくなってしまいました。
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