ジューンベリー4兄弟。

GREEN WALKには4本のジューンベリーの木がありますが、この4兄弟にも、それぞれの性格と人生=木生があるようです。
その中で、1番というか、ダントツで早く紅葉する1本は、8月からチラホラと紅葉していました。もしかしたらなんでも1番でないと気が済まない、あるいはせっかち、または目立ちたがり屋の性格かもしれません。
その隣のジューンベリーは、花がまだ咲いたことがありません。奥手です。慎重な性格なのかも。
でも、この2本は植えて2年ほどで、GREEN WALKのフェンスの外側に植わっているため、冬になれば餌を求めて徘徊する鹿たちに枝をポキポキ折られたり、木の皮を剥がされたりすることがあります。
そのため、冬の間、アルジが木のまわりを金網で巻くので、守られてる反面、ちょっと窮屈な思いをしてストレスがたまるかもしれません。
あとの2本は、GREEN WALKの中。4年前に植えたものです。1本は今年も花を咲かせて赤い実もなりました。順調に育って、鳥たちのために我が実を投げ打って提供しています。
その隣にあるのは、本来なら1番背の高いジューンベリーだったはずですが、2年前の大雪の年に鹿が入ってきて木の皮を剥がされて、主幹が枯れてしまいました。でも脇芽が成長して、高さ1.5m位になった不屈の精神の持ち主です。

ジューンベリーは、人気の樹木ですが、私には都会の樹木のような気がします。
都会だと、近くから見ることが多いので、うっすらピンクや、くすんだ白い花は可憐に映り、赤い色のベリーの可愛さも伝わってくるはずです。
でも、ここでは、家の中から見ると、
小さな花の色が地味で、自然の中では目立たず、なんだかジューンベリーの良さを出してやれなくて、ちょっと気の毒のような。
なんのかんの言われながら、それでもジューンベリー4兄弟なりに精一杯、これから紅葉で目を楽しませてくれます。





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