水飲み鳥。

冷たい朝でした。午後は少しばかり雪も散らつきました。
ヤマガラがおいしそうに水を飲んでいます。
先日、ガラス戸にぶつかったあと動けないで、ちょっとの間、我が家でご休憩していたあのヤマガラちゃんかなと、勝手に思い込んでいます。

小学低学年の時だったと思うのですが、そのムカシ、水飲み鳥というのを父が買ってくれたのを思い出しました。
ガラスの長い首の先にある頭が下がって嘴をコップの中の水に突っ込み、しばらくして水で濡れることで温度差とか重心とか気圧とかよくわかりませんが、頭の部分にある液体が、胴体のほうへ移動することによって頭が持ち上がり、それを繰り返すのですが、まるで鳥が水を飲んでいるようなサイクルで動くのです。
鳥の形で、胴体に赤とか黄色の鳥の羽がついていたような気がします。
今、調べてみたら熱力学で作動するイギリス製の玩具とありました。平和鳥やハッピーバードとも呼ばれているそうです。
そうそう、水飲み鳥の前に置いたコップも思い出しました。すりガラスで英語の文字とイラストが書いてあるもので、当時はハイカラなもので、私のお気に入りでした。
父もなかなかハイカラだったなあと、なんだか懐かしくなりました。





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