唱歌の風景は、また今度。

誰に聞いても今年の紅葉は遅いようです。清里の赤い橋を望む展望台から見えるのは、川俣川東沢渓谷地獄谷にかかる長さ90mのその東沢大橋。その向こうには八ヶ岳が広がるはずですが、あいにく今日は小雨も降り出して八ヶ岳は全く見えませんでした。

ナラ、カエデ、ナナカマド、シラカバ、カラマツの赤や黄色の秋模様も、今年は遅いようで、その絶景は残念ながら発展途上と言ったところ。また出直して来ましょう。

紅葉の季節が広がると連想ゲームのように歌ってしまうのが、唱歌の「もみじ」。

 

     ♬秋の夕日に   照る山もみじ

        濃いも薄いも   数ある中に

        松を彩る   カエデやツタは  

        山の麓の   裾模様

 

一昨日の混声合唱団・岡谷せせらぎ会第62回コンサートでも歌った曲目の1つです。

信州生まれ、高野辰之が作詞し1911年に発表されたこの曲は、当時、郷里と東京を往復する際、かつて信越本線の横川と軽井沢間にあった熊の平駅付近からの紅葉風景を詠んだとされています。誰もが小学生時代、輪唱で歌った高野辰之と岡野貞一作曲の名作です。

 




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