近くて遠い春。

今日のリスちゃん、クルミを両手で持ってしばらく口をモゾモゾと動かしていました。尻尾のフワッとした毛が光に透けて柔らかな感触が伝わってきます。やがて口にクルミをくわえたまま一目散に走って行きました。どこかに隠しに行ったのか、あるいは自分の秘密の場所でゆっくり食べるつもりなのかもしれません。

昨日の雪も少し残っている程度。でも決して暖かいというわけではなく、外に出ると冷たいのはちょっと意外でした。

 

♬  春は名のみの  風の寒さや・・・♬

 

小学唱歌「早春譜」の出だしですが、長野県大町市、安曇野あたりの早春の情景を詩にしたと言われています。1日の中でも信州の寒さ、そして春の暖かさを歌ったのでしょう。

暦は3月3日の雛祭り。薪ストーブはいつになったらこの冬の仕事納めをするのかな。勢いよく燃える薪の炎を見つめながら、近くて遠い春に想いを馳せる日々です。

 




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