蜂を侮ってはいけない。

スズメバチはどうなっているかなと、朝、2本のペットボトルを見に行くと、たくさんのスズメバチが、酒と酢、砂糖のおびき寄せ液に沈んでいました。

同時に、ぶどうに群がっていたスズメバチのほとんどがいなくなっていました。キャンベルよりペットボトル液のほうがおいしそうというのが、スズメバチに納得してもらった結果と言えます。

ここまでくると、ペットボトルによる駆除法が功を奏したのが明確になったわけで、気をよくして液をまた2倍に増やしました。

 

先日、蕁麻疹になったことで、病院でアレルギー検査をしてもらい、2週間後の今日、その結果がでました。

すると36品目の食物にわたってアレルギー反応測定値はゼロ。でも蜂によるアレルギー測定値はしっかり反応していました。

ここへ移住してから3、4回ほど蜂に刺されたのですが、血液にはその過去がちゃんと出るのにはびっくりしました。

それによる測定値はミツバチ 0.10未満、アシナガバチ 0.81、スズメバチ 2.97と出ていました。

そうなんです、ミツバチもアシナガバチも刺された経験があります。そして、今回のスズメバチ。血液に過去のその履歴が刻印されているのですから、血液というのはまったく驚異。すごいものだなあと感心しました。

 

自分の覚えとして時系列で経過を振り返っておきます。

スズメバチに刺されたのは8月23日。25日に病院で受診。軟膏と内服薬をもらって2、3日後には痒みと腫れが落ち着きました。

そして蕁麻疹が発症したのは8月31日。蜂に刺されて8日目のことです。すぐに蕁麻疹が出る場合もありますが、今回の私のは遅延性で、毒が血管を通しジワジワと身体中を巡っていた感じ。翌9月1日からだんだん身体中に蕁麻疹がでて、全身が腫れと猛烈な痒みのため、9月3日明け方に富士見高原病院夜間外来で受診し、点滴。内服薬で2、3日かけて痒みがだんだんやわらいでいきましたが、蕁麻疹痕は薄く残ったまま。6日にアレルギー検査をしてもらって、今日14日にその結果がわかったという経過です。

そして医師の診断は「2か月内服薬を飲むこと。今度は蜂にさされたら、アナフィラキシーが起こるかもしれないので、自分ですぐに注射を打てるように、補助治療剤の注射液をもっていたほうがいい」ということで、注射の処方と、注射の仕方のビデオをみる羽目になりました。

アルジもツレアイも、蜂刺されって単なる虫刺されと甘く見ていました。

自然界には学習することがいっぱいあるものだなあと、改めて思う今日この頃。また1つ、山暮らしの知識が増えました。

 




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