松笠オーナメント。

今日行ったウォーキングコースの鹿の池は雪色に凍っていました。その周りの小径では、桜の木々の枝先に硬い小さな芽が春の準備をしています。寒風に見つからないよう寝たふりしているようです。

さらに歩いて行くと、1本の大きなアカマツの木の雰囲気がなんとなく違います。

・・・ん?・・・

よく見ると、枝に無数の松笠がぶら下がっています。ここでは松笠はありふれた存在で日頃からよく見ますが、たいてい地上に落ちているか、木の上だったら緑の葉の間にくっついているかでした。この松笠は木の下半分にはほとんど針葉がないのに、松笠だけが付いていて、それが異様に目立っているのです。まるで人工的にオーナメントをつけたツリーのようでした。

カラマツなら松笠をたくさんつけた枝もよく見るのですが、こんなにたくさんの松笠が風に振り落とされるわけでもなくアカマツについていたのは、ちょっと珍しい気がするのは私だけでしょうか。

 




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