梅雨寒が続きます。
車庫のシャッター上で営巣中のキセキレイは、ずっと巣ごもりしていましたが、昼前に巣から離れてどこかに行きました。
その隙に脚立に上ってのぞいたら、あらー、孵化していました!
その数、はっきりわかりませんが6羽位いるようです。
そしてカメラのシャッター音で、親鳥が餌を運んできたと思ったらしく、1羽が嘴を大きく開けました。
シャッター音がするたびに大きなお口をあんぐりしてご挨拶。
最初の卵を見つけたのが6月18日。
それから巣を離れる日があって出たり入ったりしたものの、21日か22日からはずっと母鳥は巣の中で卵を温めていました。
あまりに巣でじっとしているのでこちらが心配するほど。
いないならいないで心配し、ずっと巣にいたらいたで心配し、孵化したらしたで、今度は餌の虫はいっぱい獲れるかしらと気になるものです。
見守るだけでしたが、このいちばん早く誕生した目も開いていない雛の黄色の大きな口を見たらうれしくなります。
下の雛たちのいくつかは孵化したばかりのようで、毛が生えてない鳥肌の子は、まだまだキセキレイ母さんの温もりが必要でしょう。
キセキレイ母さんは何時間か巣を留守にしたらまた戻っていました。
私たちにとって初めてのキセキレイの営巣。
それも巣箱ではなくオープンの巣だったので、母鳥の姿勢や位置が見られました。
反対に母鳥からは、私たちが車庫を出入りする様子も見られていたことになるので、気休めで「おはよう」や「頑張ってね」などと声をかけるようにしていました。
これから雛全員の食欲を満たすため、親鳥は餌やりで大忙しになっていきます。
キセキレイの巣の裏側になる外では、今年巣立った巣箱のあとに、またすぐ別のシジュウカラが営巣中です。
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