友人とアルジと車で帰宅する途中、鉢巻道路から入った別荘区に鹿2頭が道を横切って行きました。
うしろにいる鹿のお尻が遠くから見ても異様に大きく真っ白です。雪がついているのかなと思いましたが、いえいえ、雪は積もっていません。
だったら、あれは何?コンビニの白いビニール袋みたいのがくっついているのかな?と、3人とも不思議がって、確かめようと車であとをつけて行きました。
鹿2頭は、私たちがいい人か悪い人かを見極めるかのようにこちらを見ながら、ゆっくり人けのない別荘内の庭を歩いて行きます。
お尻に何かついているのかなと思わせた鹿のお尻は?
なんということでしょう!フッサ、フッサの長い毛でした。
鹿の群れや親子は、走って行く時も、前の鹿のお尻を目印にして迷うことなくあとをついていけるよう白い色をしているのですが、この鹿のお尻の毛は異常に長いのです。
お尻に毛足の長い暖かいムートンのクッションをくっつけたようにフッサ、フッサ。
もう1頭の少し大きな雌鹿のお尻と比べても、一目瞭然。通り過ぎる時、わかったのはまだ大人になりきっていない小柄な体の鹿でした。母と子鹿のようです。
鹿のお尻は危険を仲間に知らせる役目もしています。いつもはお尻の白い毛はぺったんこですが、おびえている時や警戒している時、苛立っている時はお尻の毛を逆立てるそうです。マイナス思考の感情表現なんですね。
でも今まで何度も鹿を見てきましたが、こんなフッサ、フッサは初めてだし、最初は遠くからだったので、そんなに恐怖感も与えていないはず。
やっぱり突然変異のお尻美人ではないかと思いました。
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鹿の白いお尻。
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