母は月。そして星になった。

11月6日 日曜日、アルジの母が101歳で天国へ召されました。
ちょうど私は弦楽四重奏団ユバルの演奏で八ヶ岳中央高原キリスト教会の2階で礼拝が始まるのを待っているところでした。折しもこの日は召天者記念礼拝です。

礼拝が終わって、待ってくれていたアルジと急いで東京へ。
アルジが母の旅立ちに立ち会えず、ツレアイとしては申し訳なかったけれど、生前、母の東京の施設へ行くたびに、何度もお別れをしていたので、アルジも覚悟していました。



11月8日の今日は無宗教で子や孫、ひ孫ほか近親者での葬儀が執り行われ、花が大好きだった母のためにアルジ達兄妹は沢山の花を準備し、母にふさわしく華やかに花々で飾って見送りました。

そしてこの日のために、アルジがアルバムから写真を録りこんで編集していた「母の一生」を、会場でパソコンからプロジェクターに映してくれました。

お別れが淋しいのは当然ですが、長寿を全うしたお別れというのは、悲しみと言うより、母への心からの感謝の思いにあふれたあたたかく和やかなものです。
母の生前に、子や孫みんな覚悟のお別れで訪ねているので、葬儀では久々に会う親族といろんな思い出がテーブルごとに語られていました。

及ばずながら私も。
「お母さま、拙い私をアルジの嫁としてあたたかく迎えてくださってありがとうございました」。

 

今夜は皆既月食。そして月が天王星を隠す「天王星食」も同時に観られます。
ちょうど東京から富士見へ帰る途中の運転中だったので月食ショーは観られませんでしたが、国立天文台によれば、日本で皆既食中に、天王星食のような惑星食が観られるのは、戦国武将の織田信長が活躍した安土桃山時代の1580年以来、じつに442年ぶりだそうです。
天王星食。月の球体の端から小さく覗いた天王星が、テレビで観られました。

 

ブログ村ランキングに参加しています。
下の写真をタップしてくれると
うれしいです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました