フジコ・ヘミング、ショパンの面影を探して。

昨日の雪は3cmほど。空は真っ青のいいお天気です。
出かけるため、車の除雪から。フロントガラスには防霜シートを張っているし、シートに付いた雪はサラサラしているので、落とすのは簡単ではあるけれど、手間と言えば手間。



日本海側の大雪は水道管破裂や道路の通行止め、渋滞など大きな被害をもたらしていますが、ここ八ヶ岳南麓は2日続きのいいお天気です。

屋根の積雪が融けて昨日は1m近くあったツララは、午後になってもまだ70cmはありそうな長さのもあり、その先端からキラキラ光る雫がポタポタと落ちてきます。



午後に、NHK-BSで「フジコヘミング ショパンの面影を探して ~スペイン・マヨルカ島への旅(再)」を観ました。
“魂のピアニストと言われるフジコ・ヘミングさんが最も愛する作曲家・ショパンが住んだスペイン・マヨルカ島を訪ね、ショパンの面影を探す旅に密着したものです。
90歳のフジコさんは手押し車を押しながらも世界各地でコンサートをしているのには驚きました。

彼女が脚光を浴びたのは1999年2月のNHKドキュメンタリー番組「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」が放映されてから。
私もその番組で初めて彼女の存在を知って感動した1人で、その後コンサートも聴きに行きました。
フジコさんの演奏は賛否がありましたが、私は彼女の演奏が好きでした。

齢を重ね、演奏表現はシンプルになったとフジコさん自身が言っていましたが、そう言われれば、そんな感じもしてちょっと物足らなさも。
私は彼女のムカシの演奏のほうが好きでしたが、なにしろ90歳ですもの。
90歳になってもなお、手押し車を押しながら旅をし演奏活動をするフジコ・ヘミングのスピリットと正直な性格健在には感心しました。

 

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