朝のラジオ体操のあと、またベッドに戻ってテレビを見ていました。
東京千代田区「山の上ホテル」休館の様子が映っています。
1954年開業以来、文豪、文化人に愛されたホテルは老朽化で建て替えられるとのこと。
出版社が多い神田神保町に近く、作家の執筆に集中してもらう「缶詰め」の現場として度々使われたというのは聞いていました。
というのも50年前、友人の結婚式があったホテル。
花嫁は福岡からお嫁入り、参列する私たちも福岡からウキウキ上京しました。
ご主人は当時、出版社勤務で、担当した有名作家を缶詰めにしてたとか、あるいはその作家がここで執筆していたからでしょう、文化人に愛されたホテルでの挙式にこだわっていたことも頷けます。
彼女の結婚式で、私はその時に着たドレスも靴も鮮明に憶えています。
オープントゥのヒールが高いパンプスで、つま先が痛かったことも。
今は昔。時は50年前! そして友人夫婦は、今年は金婚式!
若く輝いていた私たちも、いい歳になりました。
富士山は今日も変わらず、美しい容姿をみせてくれてますけど。
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