八ヶ岳チェロリン村を毎月指導してくださっている橋本專史氏の演奏活動の1つ、アストロ・ピアソラのスペシャリスト集団「El Cielo2020」が、結成10周年と新作CD発表を記念して、サントリーホール ブルーローズでのコンサートがありました。
行くのは諦めていたけれど、行けるようになったため当日の朝、急遽チケットを申し込み、高速バスと宿泊ホテルを予約して東京へ出かけました。
たまたま、チェロリン村ジュニアの1人が横浜から東京に来ていたので、会場で待ち合わせました。
彼女が早く着いて、開場前に5番目に並んでくれたおかげで、席は一番前、しかもチェロの真ん前に座れたため、ネロ先生に生徒のオバ(ア)サン2人が熱視線を送っていました。ご迷惑だったかも(笑)。
「El Cielo2020」のライブに行ったのは初めてでしたが、ピアノトリオにコントラバスが加わった4人の熱演はとても素晴らしかったです。
ネロ先生のすぐ前だったので、特にチェロの響きがよく聴こえ、演奏を堪能しました。
六本木ヒルズ、ミッドタウン周辺はクリスマスイルミネーションで人が多く、少しだけクリスマス気分を味わえました。
12月7日のNHK Eテレ『日曜美術館』で、日本画家・手塚雄二画伯による根本中堂の天井絵「叡嶽双龍(えいがくそうりゅう)」の制作過程が放送されたのを思い出しました。
ホテルをチェックアウトし、せっかくだから寛永寺の天井画を拝見して帰ろうと、麻布からの電車乗り継ぎを調べて根津駅で下車。
地上出口に出ると小雨が降っていました。
そばのセブンイレブンでビニール傘を買いましたが、いつの間にか、750円にもなっています。
ずいぶん昔かもしれないけれど100円だったのに。

寛永寺インスタグラム写真より
番組では、手塚画伯が天井絵「叡嶽双龍」をどのように構想し、描き上げていったのか、長きにわたる創作の軌跡が紹介されていました。
手塚画伯も寛永寺も知らなかった私ですが、この番組を観てその魂の凄さに圧倒されるものがあり、ぜひ観に行きたいと思っていましたが、他の拝観者と同じように私も畳の本堂に座り、時々観る場所を変えながら1時間近くも飽きることなく見上げていました。
素人の私が言うのもナンですが、絵の構図といい、天井板の合わせズレもなく、どこを観ても完璧な絵という印象です。
絵の具、墨、金、プラチナなど最高級、あるいは古代のものを使い、300年以上も前の天井板を外して描くなどあらゆるものにこだわって完成。
天井板に直接描画する手法は類まれな作品だそうで、3人の門下を助手として2年以上の期間を経て、寛永寺創建400周年記念事業として、縦6m、横12m、56畳の広大な天井に、八方にらみの2つの龍が舞っています。
テレビで天井絵の過程を少しばかり知った上で、実物を観て、日本画の素晴らしさを改めて認識し、また誇りに思いました。
昨日のコンサートと今日の天井絵。どちらもその迫力に心ゆさぶられる2日間でした。
そして、やっぱり東京は刺激的・・・いいなあ。
東京藝術大学前を歩いて寛永寺、東京藝大名誉教授の手塚雄二画伯、東京藝大卒のチェリスト橋本專史。
ふふふ、おかげさまで東京藝大にまつわるいい日を味わわせていただきました。


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